準Vの張本美和「もちろん出たい気持ちはある」どうなるパリ団体メンバー選考 伊藤美誠は辞退の可能性も

[ 2024年1月28日 15:01 ]

卓球・全日本選手権最終日 ( 2024年1月28日    東京体育館 )

伊藤美誠(左)と張本美和
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 女子シングルス決勝で、15歳の張本美和(木下アカデミー)は早田ひな(日本生命)に敗れ、17年大会の同種目を16歳で制した平野美宇を超える史上最年少優勝に届かなかった。

 「早田選手にはまだかなわないなと感じた。負けた悔しさの方が大きい。まだまだだなと思った」

 今大会の準々決勝では前回準優勝の木原美悠(木下グループ)をストレートで撃破。これまでジュニア年代の対戦で苦杯をなめてきた相手を上回り「自分の考えてきた戦術だったり、やりたいことをやれた」と成長を実感していた。

 パリ五輪シングルス代表の可能性は消滅しているが、強化本部推薦で決まる団体戦のメンバー入りには可能性を残している。代表選考でライバルとなる伊藤美誠(スターツ)は、6回戦で敗退。「私はずっとシングルスで優勝したいと思っていて。団体戦に選出されても出るかは決まっていない」と辞退も示唆していた。

 優勝には届かなかったものの、史上最年少Vに迫った張本のアピールがどう出るか。「もちろん出たい気持ちはあるけど、私がどうこうできるものじゃないので。今大会は優勝だけを目指してきた。ただ、待つしかないと思います」と張本。運命の代表発表は2月5日の予定となっている。

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