富士通 全日本実業団対抗駅伝の優勝旗が所在不明 最後の確認は6月…引き続き探索へ

[ 2021年12月16日 15:13 ]

今年1月1日、ニューイヤー駅伝で12年ぶり3度目の優勝を果たし、記念撮影する富士通のメンバー
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 今年1月の全日本実業団対抗駅伝を制した富士通は16日、優勝旗が所在不明になっていると発表した。来年1月1日の次回大会への返還準備を始めた11月下旬に判明。紛失や破棄、盗難の可能性も含めて調査したが、発見されていないという。富士通側は16日午後に日本実業団陸上競技連合を訪れ、謝罪と問題の経緯を報告する予定。

 富士通によると、優勝旗を受け取ってからは東京都内の本社事務所内で保管していた。6月以降に保管場所を複数回移動したといい、最後に所在が確認できたのは6月12日としている。保管ケースごと不明となり、今月8日に日本実業団陸上競技連合に報告した。

 富士通は引き続き優勝旗の探索に全力を尽くすとした上で「大変栄誉あるものをお預かりしていたにもかかわらず、このような事態を招いたことを深く反省するとともに、改めて関係者の皆さまにおわび申し上げます」とコメントした。

 同部には東京五輪マラソン代表の中村匠吾(29)や日本記録保持者の鈴木健吾(26)らが在籍している。

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