ファイナルMVPのG・アデトクンボも離脱 NBAは計60人がコロナ関連で出場不可

[ 2021年12月16日 12:36 ]

健康安全プロトコルの対象となって離脱したバックスのヤニス・アデトクンボ(AP)
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 NBAバックスのフォワードで2019年と20年シーズンにMVPに選出され、昨シーズンのファイナルでもMVPとなったギリシャ出身のヤニス・アデトクンボ(26)が15日、新型コロナウイルス感染防止のための健康安全プロトコルの対象となってチームを離脱。バックスは同日、地元ミルウォーキー(ウィスコンシン州)でペイサーズを114―99(前半58―53)で下して東地区全体の2位(19勝11敗)につけているが、東京五輪の米国代表だったクリス・ミドルトン(30)がすでに膝を痛めてダウンしており、今季27・0得点、11・6リバウンドを記録していたアデトクンボも不在となった。

 NBAではブルズ、ネッツ、ホーネッツなどで複数の主力選手がプロトコルの対象となっており、リーグ全体では計60選手が離脱。そのうち43人はここ2週間での離脱で、事態を重くみたNBAと選手会では検査回数の増加を検討している。

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2021年12月16日のニュース