ウィザーズが12月で2度目の3連敗 3P成功は今季最少タイの5本 貯金はついに1

[ 2021年12月16日 14:59 ]

キングスのレンをかわしてレイアップに持ち込むウィザーズのビール(AP)
Photo By AP

 ロード6連戦の2試合目をカリフォルニア州サクラメントで迎えたウィザーズは105―117(前半57―56)でキングスに敗れて15勝4敗。12月に入って2度目の3連敗を喫し(ここ7戦6敗)、11月15日に最大「7」あった貯金はついに「1」となった。

 新型コロナウイルスの感染防止規定となっている健康安全プロトコルの対象となっていたカイル・クーズマ(26)が3試合ぶりに復帰したものの、32分の出場で6得点のみ。ブラドリー・ビール(28)が30得点を挙げ(30得点以上は今季5回目)、第3Qの途中で最大12点をリードしたものの、勝負どころの第4Qでは16―35と後手に回って点差を広げられた。

 ウィザーズの3点シュートの成功は24本中、今季最少記録に並ぶ5本のみ。16日にはフェニックス(アリゾナ州)で西地区全体2位のサンズ(22勝5敗)と対戦するが、連敗を阻止するにはシューティングの精度を上げることが不可欠になりそうだ。

 アルビン・ジェントリー監督代行(67)がプロトコルの対象となってチームを離れたキングスは12勝17敗。ディアーロン・フォックス(23)が28得点を稼いでチームの連敗を3でくい止めた。

 レイカーズは敵地ダラス(テキサス州)でマーベリクスを延長の末に107―104(前半47―50、延長14―11)で退けて3連勝で16勝13敗。同点で迎えた延長の残り0・9秒、ドラフト外入団の新人、オースティン・リーブス(23=オクラホマ大出身)がこの日5本目の3点シュートを成功させ、これが決勝点となった。

 リーブスは自己最多の15得点。レブロン・ジェームズ(36)は24得点、アンソニー・デービス(28)は20得点と12リバウンドをマークしている。

 ペリカンズ対サンダーの一戦は終了までの2・3秒間に長距離の3点シュートが2本決まるというミラクルなエンディング。この日33得点を挙げたサンダーのシェイ・ギルジャスアレクザンダー(23)がバランスを崩しながらも距離31フィート(9・4メートル)の一投をねじこんで11―110の同点にすると、直後のスローインからボールをもらったペリカンズのディボンテ・グラハム(26)は、自陣の3点シュートライン付近から距離61フィート(18・3メートル)の超ロングシュートを沈めてこれが劇的なブザービーターとなった。

 4連勝中だったクリッパーズに勝ったジャズは8連勝。グリズリーズに敗れたトレイルブレイザーズは7連敗となった。

 <15日の結果>
*キャバリアーズ(18勝12敗)124―89ロケッツ(9勝19敗)
ホークス(14勝14敗)111―99*マジック(5勝24敗)
ヒート(17勝12敗)101―96*76ers(15勝14敗)
*バックス(19勝11敗)114―99*ペイサーズ(12勝18敗)
レイカーズ(16勝13敗)107―104(延長)*マーベリクス(14勝14敗)
ペリカンズ(9勝21敗)113―110*サンダー(8勝19敗)
ホーネッツ(16勝14敗)131―115*スパーズ(10勝17敗)
ティンバーウルブス(13勝15敗)124―107*ナゲッツ(14勝14敗)
*キングス(12勝17敗)119―105ウィザーズ(15勝14敗)
*ジャズ(20勝7敗)124―103クリッパーズ(16勝13敗)
グリズリーズ(18勝11敗)113―103*トレイルブレイザーズ(11勝18敗)
 *はホームチーム

続きを表示

2021年12月16日のニュース