駿河台大・徳本監督、箱根駅伝の目標問われ“ビッグボス流”回答「あえて目標に優勝とは言わない」

[ 2021年12月16日 17:05 ]

<箱根駅伝・駿河台大練習、会見>練習を見る徳本監督(中央)(撮影・久冨木 修)
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 箱根駅伝(来年1月2、3日)に初出場する駿河台大が16日、埼玉県飯能市にある同大のキャンパスで練習を公開した。徳本一善監督(42)は練習後に会見に応じ、プロ野球日本ハムのビッグボスこと、新庄剛志監督(49)をお手本としたエンターテインメントを箱根路で披露する考えを示唆した。

 法大時代に「爆走王」として箱根路を沸かせた男が、今度は指揮官として旋風を巻き起こす。サングラス、黒マスク、黒のパーカー、黒のスウェット、グレーのシューズで練習に登場した徳本監督。会見でも徳本節がさく裂した。まずは冒頭に「新庄監督の記者会見(の映像)を見てきました。ビッグボスとまではいかないけど、リトルボスとしてかっこいいチームだということをお伝えしたい」とあいさつ。目標を問われると「(選手に)楽しんでもらえればいい。守るのではなく、攻めた先にそういった数(順位)があると思う。あえて目標に優勝とは言わない」。ビッグボスが就任会見で宣言した「優勝なんかは一切目指しません!」の考えに共感し、参考にしているという。

 区間オーダーについては「ギリギリまで考える」と語った指揮官。ビッグボス流を取り入れ「何か面白いことをしたい。エンターテインメントとして陸上界を盛り上げたい」と笑顔で語った。

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2021年12月16日のニュース