バレー男子日本代表が前日練習、12日にアジア選手権開幕 中垣内監督「スタートから油断がないよう」

[ 2021年9月11日 19:17 ]

前日練習を公開したバレーボール男子日本代表
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 バレーボール男子日本代表は11日、アジア選手権の開幕を翌日に控え、本番会場の千葉・ポートアリーナで公開練習を行った。上位2チームが来年の世界選手権(ロシア)へ出場可能で、日本は初戦でカタールと戦う。中垣内祐一監督(53)は「どのトーナメントも入りが大事。スタートから油断がないよう全力で戦いたい」と意気込んだ。

 8強入りした東京五輪閉幕から1カ月が経過し、龍神ニッポンが再スタートする。今大会は、イタリア1部リーグのビーボバレンティアへ移籍することで代表メンバーから外れた西田有志(21)の代わりに22歳の宮浦健人(ジェイテクト)が初のシニア代表入りを果たし、この日の実戦形式でもキレのある動きでアピール。指揮官も「シャープなスイングを持っている。アジアを相手にどこまでできるか要注目だと思っている」と期待を寄せた。

 絶対的エースでの主将の石川祐希(25=ミラノ)は五輪後の練習中に背中を痛めたため、この日は軽めの調整。中垣内監督は「(状態は)そんなにひどくないと考えている」と説明したうえで、「明日、スタート(先発出場)するかは微妙なところ」と明かした。石川は「今は練習ができている。あとは、どれだけフルパフォーマンスでプレーできる状態にもっていくことができるか」と語った。

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2021年9月11日のニュース