深堀圭一郎氏 星野、気持ちはやって最後までプレーのリズム悪く

[ 2021年7月18日 05:30 ]

米男子ゴルフツアー 全英オープン第2日 ( 2021年7月16日    英国サンドイッチ ロイヤルセントジョージズGC=7189ヤード、パー70 )

第1ラウンド、4オーバーで127位と出遅れた星野
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 【深堀圭一郎のメジャー深掘り】星野は初日の出遅れが最後まで響いた。2日目はスコアを取り戻そうと気持ちがはやり、プレーのリズムが悪かった。6月の全米オープンで26位と健闘し、今週は自分への期待も大きかったはず。その分、焦りもあったに違いない。初日はコースに向かう途中で渋滞に巻き込まれた。バタバタしてスタートした影響も少なくなかった。ただ、本来ならそうしたことも想定して準備をすべき。いい勉強になっただろう。ゴルフの内容そのものは決して悪くはないので、五輪本番に向け心配するようなことはない。

 日本勢でただ一人予選を通過した木下はパッティングが安定していた。適切な振り幅でボールに力が伝わる打ち方をしている。トンカチでポンポンと打つような感じと言えばいいだろうか。縦にボールを2つ並べてそれを打つイメージ。少し重めでラインを読むのが難しいグリーンでも、いい転がりをしているので入る。メジャーで4日間プレーできるのは何よりの経験になる。(プロゴルファー)

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2021年7月18日のニュース