阪神大震災から26年　兵庫出身・貴景勝「節目」に勝てずガックリ

大相撲初場所8日目 （ 2021年1月17日    両国国技館 ）

玉鷲に送り出しで敗れた貴景勝（左）
Photo By スポニチ

　大関・貴景勝が6敗目を喫した。互角の立ち合いも玉鷲を押し込めず、いなされて俵に詰まると防戦一方。左の突き落としも不発で、送り出されて土俵下に落ち、たまり席の客に接触して止まった。この日は阪神大震災から26年。被災地だった兵庫県芦屋市出身だけに「節目なので結果を残したかった」と悔やんだ。連勝ならず、勝ち越しも厳しくなってきたが「しっかり明日に向かって頑張ります。全力を尽くすだけだと思う」と切り替えた。