大阪国際女子マラソン、31日開催へ「緊急事態宣言」発令でも…全選手にPCR検査

[ 2021年1月9日 05:30 ]

コロナ猛威も スポーツを止めるな 各団体が対策続々

緊急事態宣言下でも開催される大阪国際女子マラソン
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 新型コロナウイルス感染拡大による政府の緊急事態宣言が大阪に発令された場合でも、31日の大阪国際女子マラソン(ヤンマースタジアム長居発着)は予定通り開催の方針であることが8日、分かった。同大会には東京五輪代表の一山麻緒(23=ワコール)、前田穂南(24=天満屋)が出場予定。ペースメーカーは川内優輝(33=あいおいニッセイ同和損保)らが務める。

 日本陸連は昨年、ロードレース再開へのガイダンスを策定。大会開催の前提条件の第1項目として「緊急事態宣言が解除されていること」と定めている。政府は7日に東京、埼玉、千葉、神奈川の1都3県に緊急事態宣言を発令。この日、大阪、京都、兵庫も国に対して宣言発令の要請を決定した。

 宣言の内容が首都圏と同様になった場合、期間は2月7日まで。大阪国際の開催日は緊急事態宣言中となるが、関係者によるとレースは実施する方向で固まっている。今回の宣言では人数制限こそあるがスポーツなどのイベントは開催可能。大会側は既に競技場は無観客とし、沿道の応援も自粛を要請している。約100人の出場選手にはPCR検査の受検、陰性証明書の提出を求めるという。

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2021年1月9日のニュース