JOC山下泰裕会長、東京五輪開催へ「みんなで心を1つに」職員への年頭あいさつで

[ 2021年1月5日 10:48 ]

JOCの山下泰裕会長
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 日本オリンピック委員会(JOC)の山下泰裕会長が5日、オンラインで職員への年頭あいさつを行った。「我々の21年がスタートする。なんとかコロナ禍から収束に向かい、安心安全な形で東京2020五輪・パラリンピックが開催できるよう、我々がなすべきこと、我々にできることに集中して、みんなで心を1つにして取り組んでいきたい」と冒頭に述べた。

 20年東京五輪は新型コロナウイルスの影響で延期となり、2度目の五輪イヤー。コロナの猛威はいまだ収まらず、政府による緊急事態宣言の発令も決定的な状況で、五輪開催への逆風が強い。山下会長は「国も都も組織委員会も、そしてIOC(国際オリンピック委員会)も、今年7月、安心安全をしっかり確保した上で東京2020大会を開催する、このことに対して揺るぎない決意を持っている」とし、「約200日後、世界中のトップアスリートたちが東京に集い、そして最高のパフォーマンスを発揮し、この選手たちのひたむきなプレーがコロナ禍を乗り越えた世界中の人々の明るい希望の光となるように、我々JOCも職員の皆様の力強いサポートを得て、邁進していきたいと思っている」と開催に自信を見せていた。

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2021年1月5日のニュース