京都は“初代”ラグビー王国! 初優勝狙う京都成章 15大会ぶりに京都に優勝旗を

[ 2021年1月5日 17:57 ]

第100回全国高校ラグビー大会準決勝   京都成章24-21東福岡 ( 2021年1月5日    花園ラグビー場 )

全国高校ラグビー大会の60回大会(1980年度)で初優勝を果たし、選手たちと記念写真に納まる伏見工・山口良治監督(前列左から4人目)
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 京都成章(京都)が24-21で東福岡(福岡第1)を破り、初の決勝進出を決めた。過去3度阻まれた準決勝の壁を越えて、悲願の初優勝へ、あと1勝に。9日の決勝戦の相手は桐蔭学園(神奈川)に決まり、久しぶりに京都に優勝旗が運ばれるか、注目が集まる。

 かつて、京都はラグビーの先進地域だった。第1回大会(1918年)から、11回大会(1929年)まで京都勢が11連覇。決勝の相手も7回大会までは京都勢と、他地域の付け入る隙がなかった。その間に同志社中の5連覇があり、今でも破られていない最長連覇記録の金字塔となっている。

 その後、60回大会(1980年度)で伏見工が久しぶりに京都に優勝旗を持ち帰り、同校は72回大会(1992年度)、80回大会(2000年度)、85回大会(2005年度)と4度の優勝を飾った。京都成章が初優勝を果たせば、15大会ぶりとなる京都勢V。京都勢の優勝は、同志社中(全同志社)が9度、伏見工が4度、三高が1度、京都一商が1度で、京都成章が勝てば5校目となる。

 また京都府と神奈川県代表の決勝戦は、85回大会の伏見工―桐蔭学園戦以来、2度目。その際は36-12で伏見工が勝利した。

 【過去の京都勢の優勝校】
1回(1918年)全同志社
2回(1919年)三  高
3回(1920年)同志社中
4回(1921年)同志社中
5回(1922年)同志社中
6回(1923年)同志社中
7回(1924年)同志社中
8回(1925年)京都一商
9回(1926年)同志社中
10回(1928年)同志社中
11回(1929年)同志社中
60回(1980年度)伏見工
72回(1992年度)伏見工
80回(2000年度)伏見工
85回(2005年度)伏見工

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2021年1月5日のニュース