桐蔭学園 快勝で大会連覇に王手! 花園通算57勝目で単独9位浮上

[ 2021年1月5日 16:06 ]

第100回全国高校ラグビー大会準決勝   桐蔭学園40―12大阪朝鮮高 ( 2021年1月5日    花園ラグビー場 )

<大阪朝鮮・桐蔭学園> 後半、桐蔭学園・青木はトライを決める(撮影・大森 寛明)
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 大会連覇を狙う桐蔭学園(神奈川)が40―12で大阪朝鮮高(大阪第2)を下し、3大会連続の決勝進出を決めた。花園通算57勝目で佐賀工を抜き単独9位とした。

 前半を12―12で折り返した後半3分、相手陣左中間ラックから右へ大きく展開。2人飛ばしパスを受けた1年生FB矢崎由高が抜けだし、フッカー中山大暉、WTB松田怜大とつないで右タッチライン沿いを前進した。最後はリターンパスを受けた矢崎が右中間ゴールに勝ち越しトライを奪った。6分には、さらにグラウンドを目一杯使ったランニングラグビーを見せた。相手陣左10メートル付近から右へ展開すると、フランカー小池隆仁が抜け出し、SH伊藤光希、ロック青木恵斗とつなぎ中央にトライ。底力で差を広げた。

 矢崎は後半23分、30分にSO中優人のキックパスをキャッチしトライを重ね、1試合3トライの活躍だった。

 初の決勝進出を狙った大阪朝鮮高は、あえなく敗退。3度目の正直とはならなかった。

 ▼桐蔭学園・FB矢崎由高「決勝に進めて純粋にうれしい。(勝ち越しのトライは)前半、個人的に良くないプレーが多かったので、後半最初のトライで自分の流れを呼び寄せられたのはよかったと思います。(親からは)いつも頑張れ、と言われた。頑張れという言葉が力になっています。決勝もやるべきことをやり切って、優勝できれば。京都成章のディフェンスを破っていけたら」

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