白鵬 新型コロナ感染 3日に嗅覚異常の症状 10日初日の初場所出場は絶望的

[ 2021年1月5日 11:52 ]

横綱・白鵬
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 日本相撲協会は5日、横綱・白鵬(35)=本名・白鵬翔、宮城野部屋=が新型コロナウイルスに感染したと発表した。

 白鵬は3日に嗅覚異常の症状を訴えたため、医療機関でPCR検査を受検。この日朝、新型コロナウイルスの陽性が判明した。今後は保健所や専門家の指示に基づき、対応するが、5日後の10日に初日を迎える初場所の出場は厳しくなった。また、接触したと考えられる宮城野部屋の力士らにも同日PCR検査を行う。

 相撲協会内では年末年始にかけて荒汐部屋で師匠、幕内・若隆景ら12人が感染。4日も湊部屋で行司・木村元基の感染が判明するなど、感染者が増えている。

 白鵬は古傷の右膝の故障により、昨年11月場所まで3場所連続で休場。同場所後には横綱審議委員会から引退勧告に次いで重い「注意」を決議された。再起に向け、昨年12月には両国国技館での合同稽古に参加するなど調整を続けていた。

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2021年1月5日のニュース