五輪まで300日 サニブラウンが改めて金宣言「思いはさほど変わっていない」

[ 2020年9月26日 13:50 ]

サニブラウン・ハキーム
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 陸上男子100メートルの日本記録保持者(9秒97)のサニブラウン・ハキーム(21)が26日、都内で取材に応じた。来年の東京五輪開幕まで、この日であと300日。1年延期になったものの、「思いはさほど変わっていない。目標は1番高い金メダルに設定しているし、1年伸びてできることは増えたと思っている。それを信じてやりたい」と改めて高い目標を掲げた。100メートル、200メートルでの活躍に期待がかかる。

 また、拠点変更の理由を明かした。米フロリダ大を休学し、拠点を同じフロリダ州にあるタンブルウィードTCに変更したと、7月30日にマネジメント会社が発表。17年に指導を受けた米国人のレイナ・レイダー氏に再びコーチを依頼した理由について、「大学では、(周囲は)言っても同じレベルの選手で、世界の本当の上で戦うために、日々、トップの人ともまれながらやりたいと思った」と語った。

 レイダー氏のもとには、昨秋の世界選手権で男子三段跳びを制したクリスチャン・テーラー(米国)や、男子200メートル銀メダルのアンドレ・ドグラス(カナダ)らが集まる。プロ転向を機に、更なるレベルアップのために環境を変えたとした。

 今回はビザの手続きと休暇を兼ねた帰国で、8月末に戻っていた。近日中に米国へ旅立つ。

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2020年9月26日のニュース