聖火輸送機がアテネへ出発 関係者18人のみ搭乗

[ 2020年3月18日 14:18 ]

<聖火リレー・TOKYO2020号出発セレモニー>空港職員に見送られ、アテネへ出発するTOKYO2020号(撮影・吉田 剛)
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 ギリシャで採火された聖火を日本に運ぶ特別輸送機TOKYO2020号(ボーイング787)が18日、羽田空港から出発した。

 当初は19日にギリシャのアテネで行われる聖火引き継ぎ式に参加する東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長や柔道男子の野村忠宏さん、レスリング女子の吉田沙保里さんらが搭乗する予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で取りやめ。出発前に羽田空港で行われる予定だった出発セレモニーもなくなった。

 TOKYO2020号にはパイロット4人と航空会社関係者ら14人の計18人が搭乗。キャビンアテンダント4人(日航2人、全日空2人)、グランドスタッフ10人、空港職員14人の計28人が手を振って見送る中、定刻より5分早い午後0時50分に無事に飛び立った。

 19日に簡素化された引継ぎ式で聖火を受け取り、ランタンに移された火は、20日に宮城県の航空自衛隊松島基地に到着する予定となっている。

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