宇多田ヒカル似のJKプロ・西郷真央 来季ツアー出場権獲得

[ 2019年12月6日 20:16 ]

女子ゴルフ QTファイナルスタージ(最終予選会)最終日 ( 2019年12月6日    埼玉県本庄市 こだまGC=6472ヤード、パー72 )

<LPGA最終予選会・最終日>10位の成績を収めで笑顔を見せる西郷真央(撮影・西尾 大助)
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 女子高校生プロの西郷真央(麗澤高3年)が71で回り、通算5アンダーの10位で来季ツアーの前半戦のフル出場権を得た。

 「(4日間は)長かったですね。今日は最初に2つバーディーがきたので、いい流れかなと思いました。風の中のプレーだったので(このスコアは)良かったと思います」と笑顔で振り返った。

 高校1年の時に、ゴルフ界の“レジェンド”ジャンボ尾崎が主宰するジュニアイベントに参加し、直接指導を受けるようになったという。

 「初めてスイングを見てもらったときに“いいスイングしてるな”と言ってもらって凄く自信がつきました。プロテストに合格した時も報告に行ったので、今回も行きたいです。オフは昨年よりもしっかりトレーニングをしようと思っています」

 パッチリした目と顔の輪郭はどことなく歌姫・宇多田ヒカルをイメージさせる。「ずっと以前、似てるねって言われたことあります。でも自分では分からないですね」と笑顔で話す。

 11月に行われたプロテストでは、3日目に74とスコアを崩し合格圏外の32位まで後退しながら、最終日に71と盛り返し合格ラインに滑り込んだ勝負強さの持ち主。そのメンタルの強さとショットの精度をジャンボの長男・尾崎智春氏も高く評価する。

 ジャンボの教えを受けた逸材が、渋野日向子ら黄金世代、安田祐香らミレニアム世代とともに女子ツアーでどんな活躍を見せてくれるのか、来季の開幕が楽しみだ。

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2019年12月6日のニュース