羽生結弦4回転半にアタック 12月6日公式練習ドキュメント

[ 2019年12月6日 22:53 ]

<GPファイナル第2日>午前の練習で4Aに挑戦、転倒したものの不屈の表情で立ち上がる羽生結弦(撮影・長久保 豊)
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5日に行われたフィギュアスケートのGPファイナル(イタリア・トリノ)の男子ショートプログラム(SP)で97・43点で2位発進となった羽生結弦(ANA)が6日午前、会場のパラベラでの公式練習で7日のフリーに向けて調整した。羽生は7日午後1時38分(日本時間同9時38分)に演技がスタートする。

 【羽生結弦 2019年12月6日公式練習ドキュメント※現地時間】

 ▽10:48 マスクをつけずに会場入り。

 ▽11:34 リンクサイドに姿を見せ、陸上でジャンプ。関係者がプーさんのティッシュカバーをフェンスに置く。

 ▽11:35 右足からリンクイン。スケート靴をカバーを額に当て祈るようなしぐさ。公式練習スタート。

 ▽11:36 SPで失敗した4回転トーループ―3回転トーループに成功。

 ▽11:37 トリプルアクセルの着氷でバランスが崩れ、右手を氷につく。

 ▽11:38 ドリンクを口に含む。

 ▽11:39 4回転サルコーに成功。4回転トーループ―1回転オイラー―3回転フリップも成功。

 ▽11:40 白ジャージーを脱ぐと、この日は長袖ではなく半袖。

 ▽11:41 4回転ループを鮮やかに決める。

 ▽11:42 ルッツの踏み切り動作を確認。そして、4回転ルッツに成功。

 ▽11:44 ループの踏み切りを確認。ルッツの踏み切りも確認する。

 ▽11:45 ドリンクを口に含む。屈伸をして、リンクへ。

 ▽11:46 「Origin」の曲かけスタート。4回転ループの着氷をこらえる。

 ▽11:47 4回転ルッツは転倒。両手を腰に当てる。その後、うなずく。

 ▽11:48 ルッツの回転が抜ける。4回転サルコーに成功。4回転トーループの回転は抜ける。

 ▽11:49 4回転トーループ―3回転トーループに成功。トリプルアクセルからトリプルアクセルを成功。

 ▽11:50 曲かけが終了。

 ▽11:51 3回転ルッツを決める。

 ▽11:52 右手袋を取り、タブレット端末を操作する。ドリンクを口に含む。

 ▽11:53 チェンの曲かけ練習中、イヤホンを装着して携帯端末を操作しながらゆっくりと滑る。

 ▽11:54 携帯端末を置き、ドリンクを飲む。右手袋を装着し、再びリンクへ。

 ▽11:55 ルッツの踏み切りを確認する。

 ▽11:56 「Origin」冒頭のループからルッツまでの動きを確認。

 ▽11:58 トリプルアクセル成功。

 ▽11:59 トリプルアクセル成功。

 ▽12:00 アクセルの踏み切り動作を確認する。

 ▽12:02 3分でアクセルジャンプを3度跳び、全て1回転半になる。

 ▽12:05 両手を腰に当て、うなずく。

 ▽12:06 クワッドアクセルを初めて回る。転倒すると、会場から悲鳴。

 ▽12:07 再びクワッドアクセルで転倒。悔しそうな表情を浮かべる。

 ▽12:09 アクセルが2度抜け、2回転半に。

 ▽12:10 最後に挑んだクワッドアクセルでも転倒。氷上に倒れ込む。羽生のチャレンジに会場から拍手がわき起こる。

 ▽12:11 公式練習が終了。リンク上を見つめるしぐさの後、右足からリンクを降

 りる。両手で氷に触れ、ジャージーを羽織らずに通路へ消える。

 ▽12:24会場を後にする。報道陣が問いかけ。クワッドアクセルについては「ただ練習していただけです」。フリー4回転5本構成については「そのつもりでやります」と答えた。

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