平昌パラ金の緑夢、男子走り高跳び日本新でV「楽しい」

[ 2019年7月21日 05:30 ]

障害者陸上 ジャパンパラ大会第1日 ( 2019年7月20日    岐阜・長良川競技場 )

男子走高跳で日本記録を更新した成田
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 男子走り高跳び(下肢障がいT44)に18年平昌パラリンピックのスノーボードバンクドスラローム金メダルの成田緑夢(25=フリー)が出場。1メートル86の跳躍で自己ベスト、日本新記録を更新した。女子400メートル(視覚障がいT13)の佐々木真菜(21=東邦銀行)は58秒08でアジア新、走り幅跳び(視覚障がいT11)の高田千秋(34=ほけんの窓口)が4メートル60で日本新を叩き出し、世界選手権(11月開幕、ドバイ)の派遣設定記録を突破した。

 昨年の大会では1メートル75で優勝。1年後の今大会は1メートル86と11センチも記録を伸ばした成田は「平均的に跳べる高さがどんどん上がってきているのが楽しい」と満面の笑みを見せた。実力を底上げしているのは、練習の量と質だ。現在は「1日200本は跳んでいる」という。来年の東京パラリンピックについては「挑戦の中での過程。出られたらいいな、とは思います」と語った。

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2019年7月21日のニュース