鶴竜、単独トップ 前日反省生かし速攻完勝 横綱対決へ

[ 2019年7月21日 05:30 ]

大相撲名古屋場所14日目 ( 2019年7月20日    ドルフィンズアリーナ )

御嶽海(右)を寄り切り、1敗を守った鶴竜(撮影・中村 与志隆)
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 横綱・鶴竜は絶対に引かない強い決意で難敵を退けた。関脇・御嶽海には過去6勝5敗とほぼ五分。鋭く踏み込んだ立ち合いでまわしを取れなくても慌てない。相手の左喉輪をこらえて、左前みつ、右下手をつかんで一気に寄り切った。「よかったです。(13日目の今場所初黒星を)しっかり反省して、初日の気持ちでいこうと思いました」。前日は友風に立ち合いではたかれて金星配給。そのショックを引きずらず、しっかり踏み込んでの速攻完勝だ。

 東の土俵下で見届けた結びは白鵬が2敗に後退。「ここまで来たら、やるだけ。しっかり集中して」。落ち着いた口ぶりに自信がにじんだ。7場所ぶり6度目の優勝へ、単独トップで千秋楽に臨む。

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2019年7月21日のニュース