古巣と対戦も「やることは一緒」サンウルブズSH田中が平常心強調

[ 2019年4月25日 19:31 ]

ハイランダーズ戦の前日練習のウオーミングアップで、リラックスした表情を見せる田中史朗
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 スーパーラグビー(SR)のサンウルブズは25日、あす26日の第11節ハイランダーズ戦(秩父宮)を前に会場で前日練習を行い、2013~2016年の4シーズン在籍した古巣との対戦となるSH田中史朗(34=キヤノン)が「少しは思い入れがあるチームなので、他のチームとは違いますけど、やることは一緒。あまり意識せずやりたい。自分がやることをしっかり遂行するだけ」と平常心で臨むことを強調した。

 特に注目が集まるのが、対面となるSHアーロン・スミスとのマッチアップだ。ニュージーランド代表オールブラックスでも9番を背負う世界屈指のスクラムハーフとは、ハイランダーズ在籍時には同僚としてプレー。「みんな“アーロン・スミスが相手だね”とメールをいただく」とまわりの期待を感じているようだが、田中自身は「そういうことは関係なく、自分の仕事を1人1人遂行できれば絶対に勝てる。遂行したいです」と冷静に語った。

 両チームの対戦は2017年4月22日以来で、この時はサンウルブズが敵地で15―40と完敗。現在のハイランダーズはFWのセットプレーに強みを持つチームになっており、ラインアウトの成功率が低いサンウルブズにとっては難敵となる。田中は「セットでプレッシャーを受けるかも知れないが、その分スペースも空く。バックスで攻められればいい」と強調。相手を自分たちの土俵に引き込むためにも、田中のゲームコントロールに注目が集まる。

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2019年4月25日のニュース