紀平 世界最高点で逆転Vだ!トリプルアクセル公式練習8度着氷

[ 2019年4月13日 05:30 ]

フィギュアスケート世界国別対抗戦第2日 ( 2019年4月12日    福岡市・マリンメッセ福岡 )

<世界フィギュアスケート国別対抗戦第2日>応援席でセーラームーン風のかつらを被る紀平梨花(左奥)(撮影・小海途 良幹)
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 女子の紀平梨花(16=関大KFSC)は12日、13日のフリーへ向けて公式練習に参加した。高得点のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を8度着氷。序盤は不安定だったが、終盤は他のジャンプを挟みながら6回連続で降りた。

 ショートプログラムは自身が持つ世界最高得点を更新する83・97点。ザギトワ(ロシア)が持つフリー(158・50点)と合計(238・43点)の記録更新にも期待がかかる。

 4位だった3月の世界選手権は、スケート靴の調整に気を取られるあまり、予定通りの時間にウオーミングアップができなかった。浜田美栄コーチ(59)は「今回は計画を立ててできている。やっぱり賢いなと思いました」と変化を認め、今季最後の演技に「次につながるように、アクセルもやれるだけやってほしい」と期待を込める。大技が2本とも決まれば、シニアデビューのシーズンは最高の形でエンディングを迎える。

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