桜庭吉彦氏が楽天戦で始球式 外角へのワンバン投球に「ちょっと力が入ってしまった」

[ 2019年4月13日 16:07 ]

<楽・ソ>トークショーを行う元ラグビー日本代表の桜庭吉彦氏と伊藤剛臣氏(右)(撮影・西海健太郎)   
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 ラグビー元日本代表で、釜石シーウェイブスRFCのGMを務める桜庭吉彦氏(52)が、13日の楽天―ソフトバンク戦(楽天生命パーク)で始球式を行った。球団が12年から8年連続で実施している「がんばろう東北デー」の特別ゲストとして登場。始球式は外角へのワンバウンド投球となり「ちょっと力が入ってしまった。36年ぶりに球を握ったので。ラグビー場とはまた違う雰囲気の中で投げることができました」と振り返った。

 秋田工高では1年まで野球部に所属し、投手だったという。2年からラグビー部に転部。日本を代表するプレーヤーとしてラグビー界の発展を支えてきた。日本で開催されるラグビーW杯のアンバサダーと務めており、岩手県釜石市の「復興スタジアム」が開催会場となっている。桜庭氏は「まだまだ復興途上のところもある。釜石は開催都市の中でもっとも小さな規模の街。住んでいる人の温かさや思いやりで、良いおもてなしができると思う。復興が加速し、W杯が成功するようにという思いを込めて投げさせてもらいました」と話した。

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2019年4月13日のニュース