瀬戸大也 東京五輪での主将就任へ意欲「チームワーク高まる企画できたら」

[ 2019年2月9日 16:03 ]

筋力トレに励む瀬戸
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 近大で合宿中の競泳の瀬戸大也(24=ANA)が9日、練習を公開した。合宿中に同大の水上競技部監督で04年アテネ五輪200メートルバタフライ銀メダリストの山本貴司氏(40)と会食。尊敬する先輩がアテネ五輪で日本代表の主将を務めていたことに言及し、7月の世界選手権(光州)、20年東京五輪での主将就任に意欲を示した。

 「自分はキャプテンをやったことがないけど、少しでもチームにプラスになる存在になりたい。もし(主将を)頼まれたら一所懸命、日本チームが元気になるようにしたい。レースもそうですし、チームワークが高まるような企画ができたらと思います」。16年リオ五輪では金藤理絵が日本競泳史上初の女性主将を務め、200メートル平泳ぎで金メダルを獲得。17年世界選手権(ブダペスト)は男子主将を萩野公介、女子主将を清水咲子が務めた。瀬戸も24歳となり、競泳選手としては円熟期。主将への言及は、日本を引っ張る自覚の表れだ。

 4日にスタートした合宿は12日までの予定。昨夏のアジア大会の女子200メートル個人メドレーで優勝したキム・ソヨン(韓国)も参加している。親交のある瀬戸が同じ大阪府内で合宿していることを知り、合同練習を企画。「インスタでつながっているので、一緒にやろうよと声をかけた」ことで実現した。

 2人はともに24歳、昨夏のアジア大会の個人メドレー王者で共通項は多い。瀬戸は「ソヨンは前半が速くてガッツがある選手。前半が積極的なところは見習いたい。自分も最近はそういうスタイルでやっているから。彼女のしなやかなアンダーウォーターもすごく良い」と刺激を受けている。16、17日にはコナミオープン(千葉)に出場予定だ。

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2019年2月9日のニュース