ラムズ、17季ぶりにカンファレンス決勝に進出 マクベイ監督は指揮官として史上最年少勝利

[ 2019年1月13日 13:49 ]

第2Qに35ヤードのTDランをマークしたラムズのガーリー(AP)
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 NFLのナショナル・カンファレンス(NFC)準決勝が12日にロサンゼルスで行われ、第2シードで地元のラムズ(今季13勝3敗)が30―22(前半20―7)で、1回戦を勝ち上がってきていた第4シードのカウボーイズ(同10勝6敗)を退けて今ポストシーズン初戦で白星。本拠をセントルイスに置いていた2001年シーズン以来、17季ぶりにNFC決勝に駒を進めた。

 2季目で1986年1月24日生まれのショーン・マクベイ監督は32歳でのプレーオフ初勝利。レイダースのジョン・マッデン元監督(82)が保持していた指揮官としてのポストシーズン最年少勝利記録(33歳)を49年ぶりに更新した。

 ラムズはC・J・アンダーソン(27)とトッド・ガーリー(24)の両RBがフル回転。アンダーソンが23回のキャリーで123ヤードと2TDをマークすれば、今季リーグ3位の1251ヤードを走っていたガーリーも16回で115ヤード、1TDを稼いでカウボーイズの守備陣を振り回した。

 2016年のドラフト全体トップで指名されたQBジャレッド・ゴフ(24)は28回のパス試投で15回を通して186ヤードを獲得。NFL3季目でのスーパーボウル出場にあと1勝と迫った。

 カウボーイズは第3Qの9分37秒、今季のリーディング・ラッシャー、RBイジキール・エリオット(23)のTDランと2点コンバージョンで15―23としたが、守備陣がラムズのオフェンス・ラインにコントロールされるケースが多く、23季ぶりのNFC決勝進出を逃した。

 エリオットは20回のキャリーで獲得したのは47ヤードのみ。チームのラン獲得はラムズの273ヤードに対して50ヤードに終わり、“地上戦”では最後まで圧倒され続けた。

 なおラムズは13日に行われるセインツ(第1シード)対イーグルス(第6シード)の勝者と、NFC決勝(20日)で対戦する。

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