左足底筋筋膜炎からの復活へ―安藤友香４区で都大路走った「まだ５割ぐらい」

第３７回全国都道府県対抗女子駅伝   静岡８位＝２時間１８分３８秒 （ 2019年1月13日    西京極陸上競技場発着 ）

　女子マラソン日本歴代４位（２時間２１分３６秒）の記録を持つ安藤友香（２４＝スズキ浜松ＡＣ）が、復活の階段を歩み出した。静岡４区で出場。区間９位のタイムで「流れをつくることができなかった」とトーンは低いものの、まだ「５割ぐらいしか戻っていない」という状態を考慮すれば、決して悲観するものではない。

　昨夏から左足裏に違和感を覚えていた。無理をして練習を続けたところ、１０月についに患部が悲鳴を上げた。「左足底筋筋膜炎」。ドクターストップがかかり、１カ月半ほど練習ができなかった。

　３月の東京マラソンにエントリーしている。「８割は戻せるようにしたい」。昨年の大阪国際マラソンで３位に入り、９月のＭＧＣ出場権は手にしている。両腕を下げて走る特徴的な“忍者走り”の復活を、楽しみに待ちたい。