常翔学園 苦戦に冷や汗 野上監督「気負いすぎて自陣でミスが…」

[ 2019年1月1日 14:13 ]

第98回全国高校ラグビー第4日・3回戦   常翔学園50―28黒沢尻工 ( 2019年1月1日    東大阪市・花園ラグビー場 )

<常翔学園・黒沢尻工>後半、突進する常翔学園・為房
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 空回りか、油断か。常翔学園(大阪第3)が黒沢尻工(岩手)に冷や汗をかかされた。

 前半7分にCTB岡野のトライで先制し、一気に流れに乗るかに思われたが、同14分に自陣ゴール前ラックから黒沢尻工にトライを奪われ同点。18分には自陣ゴール前から、モールを押し込まれ勝ち越しを許した。14―14の24分にフッカー高井のトライで勝ち越しに成功も、前半は26―14と思わぬ苦戦を強いられた。野上友一監督は「気負いすぎて自陣でミスが出た。自陣で(試合を)やると向こうのフォワードが力を発揮してくる。それが黒沢尻の持ち味ですから」と試合を振り返った。

 後半も4トライを奪うも2トライを返される苦戦。指揮官は「色々なタイプのチームに対応できるようになった。そこでフォワード、バックスも強みを出せるようになった」とチームの成長を口にしたが、胸の内は“勝ってかぶとの緒をしめる”試合となったはずだ。

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2019年1月1日のニュース