流通経大柏 京都成章にリベンジ!後半6トライの猛攻で8大会ぶり8強入り 

[ 2019年1月1日 17:41 ]

第98回全国高校ラグビー第4日・3回戦   流通経大柏45―14京都成章 ( 2019年1月1日    東大阪市・花園ラグビー場 )

<京都成章・流通経大柏>前半、攻め込む流通経大柏・柳田
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 Bシードの流通経大柏(千葉)がノーシードから勝ち上がってきた京都成章(京都)の挑戦を退け、第90回大会(2010年度)以来、8大会ぶり7回目の準々決勝進出を果たした。

 流通経済大は7―0で迎えた後半3分、接点の強さで敵陣深くまで攻め入り、ラックからSH諸井琉哉(3年)のパスを受けた高校日本代表候補のプロップ葛西拓斗主将(ひろと=3年)が右中間にトライ。均衡状態にあった試合をここから打開し、後半だけで6トライを奪う猛攻で粘る京都成章を突き放した。

 「あの試合が1年間ずっと頭の中にありました。きょうの試合にはすごく大きな意味があります」と就任4年目の相亮太監督が振り返るのはこの日と同じ京都成章に0―5で敗れた昨年度大会の3回戦。「ベスト8以上を誰も知らないチームが自分たちのラグビーをやろうよということで最後の大切なところもきちんとやってました。大きな一歩です」と選手の成長に称賛の言葉を贈った。

 準々決勝の相手は5度の花園優勝を誇る強豪、常翔学園(大阪第3)。「どこが相手とかじゃなく、自分たちがどういうラグビーをするかにフォーカスして戦いたい」と葛西主将。初めて8強入りを果たした第72回大会(1992年度)からこれまで6度、いずれも準々決勝という分厚いカベに跳ね返された。次戦は新たな歴史を切り開く戦いになる。

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2019年1月1日のニュース