5連覇逃した宮原知子はフリップの失敗悔やむ「時間を巻き戻したい」

[ 2018年12月23日 22:57 ]

<全日本フィギュアスケート選手権第3日>女子フリー、浮かない表情で得点が出るのを待つ(左から)田村コーチ、宮原知子、浜田コーチ(撮影・小海途 良幹)
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◇フィギュアスケート全日本選手権第3日(2018年12月23日 大阪・東和薬品ラクタブドーム)女子フリーで宮原知子(関大)は146・58点で、SP首位の76・76点と合わせて合計223・34点の3位。85〜92年に8連覇を達成した伊藤みどりさん以来となる、5連覇には届かなかった。

 得点を知って先に滑った紀平を超えられないことが決まると、唇を噛みしめた。自分が思っていたよりもフリーの得点は良かった。だからこそ、演技後半の3回転フリップ―2回転トーループ―2回転ループが2回転フリップに終わった悔しさがこみ上げる。「フリップを跳んでおけばなって気持ちでした。時間を巻き戻したい」と振り返った。3位に終わったが、世界選手権(3月、埼玉)の代表入りは確実で「勝ち続けるよりも、自分を見つめ直す機会になる。プラスに考えたい」と前を向いていた。

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2018年12月23日のニュース