坂本指導の中野コーチ「めっちゃうれしい」も「まだまだ怒り続ける」

[ 2018年12月23日 22:24 ]

フィギュアスケート全日本選手権第3日 ( 2018年12月23日    大阪・東和薬品ラクタブドーム )

<全日本フィギュアスケート選手権第3日>女子フリー、優勝し喜びを爆発させる坂本花織(右)と中野コーチ(撮影・小海途 良幹)
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 女子で初優勝を飾った坂本花織(シスメックス)を指導する中野園子コーチは、目を潤ませ「めっちゃうれしいです。でも、疲れました」と話した。演技前、坂本と完璧な演技で4位に入った三原舞依(シスメックス)に「必死で練習してきたけど、きょも必死に、死にものぐるいでいこう」と声をかけて奮起をうながしたという。

 坂本はジャンプの危ない場面で耐えたことに加え、表現力が評価される5項目の演技点でも4項目で9点超えのハイスコアを叩き出したことが勝因。「心の入ったスケートが少しずつできるようになったと思う」と称えた中野コーチだが、「(採点は)85点くらい。」とし、「坂本の時代になった?」と問われると「そんなことはない。まだまだ怒り続けないといけない」と笑って話していた。

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