奈紗 3連敗も最終日にリベンジだ

[ 2018年12月23日 05:30 ]

アマタフレンドシップカップ ( 2018年12月22日    タイ アマタスプリングCC 男子7328ヤード、女子6469ヤード、いずれもパー72 )

 日本とタイによる初の親善試合が行われ、日本はこの日3勝5敗で計6ポイントとし、計10ポイントのタイにリードを広げられた。午前と午後の部に出場した畑岡奈紗(19=森ビル)は、第1日から3連敗。午後の部では、ライバルでもある世界ランク1位のアリヤ・ジュタヌガーン(23)のペアに敗れた。きょう23日の最終日の個人戦では最終組での再戦が決定し、直接対決でリベンジを期す。

 タイの2UPで迎えた午後の部の17番パー3。入れなければ敗退となる状況で、グリーン右横から畑岡が放った第2打のアプローチはカップをかすめた。自身3連敗を喫して「勝ちきれないのは何でかなぁ。やはり勝ちたかったですね」と悔しさをにじませた。

 ライバルとの対戦に、闘志を燃やしていた。米ツアーで争うA・ジュタヌガーン組と午後の部での対戦。「何度もプレーオフで対戦しているし、意識していた」と振り返る。惜敗となったが、最終日個人戦での“再戦”が決まった。「1ポイントでもチームに貢献したい」と意気込んだ。

 今大会では、来季へ向けた準備も着々と進めている。全てのアイアンを入れ替え、スリクソンZ785をテスト。自身の想定より飛ぶため距離感の調整は必要というが、「使うと思います」と新兵器投入を示唆した。1月開幕の19年シーズンに向けて、実戦感覚を養う意味もあり「いいタイミング」と参戦を決めた今大会。まずは世界ランク1位との直接対決を制し、いいイメージで19年を迎える。

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2018年12月23日のニュース