日本一の坂本花織「跳ぶから見てろよ!」ジャッジに“目力”でもアピール

[ 2018年12月23日 22:54 ]

フィギュアスケート全日本選手権第3日 ( 2018年12月23日    大阪・東和薬品ラクタブドーム )

<全日本フィギュアスケート選手権第3日>女子フリー、演技をする坂本花織(撮影・小海途 良幹)
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 女子フリーで坂本花織(シスメックス)は152・36点をマークし、SP2位の75・65点と合わせ合計228・01点で初優勝を飾った。最終滑走の重圧をはねのけ、ライバルを抜き去った好演技の裏には“目力”があった。

 演技中、「跳ぶから見てろよ!」と気合を入れ、「目が合うくらいずっと(ジャッジを)見ていた」と言う。3回転ルッツのエッジが不明瞭でこらえ気味になった以外は、高さのある好ジャンプを連発。3度のスピン、ステップで最高難度のレベル4を獲得し、表現力が評価される演技点でも、宮原に次ぐハイスコアをマークした。平成最後の全日本を制し、世界選手権(3月、さいたまスーパーアリーナ)の代表に決定。「今回よりもいい演技ができるように頑張りたい。日々、ブラッシュアップしていきたい」。さらに成長した坂本が、世界の強豪が集うリンクに立つ。

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2018年12月23日のニュース