大輔 4回転着氷、22日SPへ「結果もついてくれば」

[ 2018年12月22日 05:30 ]

フィギュアスケート全日本選手権第1日 ( 2018年12月21日    大阪・東和薬品ラクタブドーム )

公式練習でフリーの曲をかけて滑る高橋大輔(撮影・小海途 良幹)
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 22日の男子SPに登場する高橋大輔(32=関大KFSC)が、4回転の“1発締め”だ。21日の公式練習、今季初めてフリーで組み込む可能性の高い4回転トーループを4回目でクリーンに降りた。その1回の着氷で切り上げ、その後は他のジャンプの精度を確認した。

 11月の西日本選手権から靴のサイズを0・5センチ下げた。自らが求める感触に合わせるよう靴のマイナーチェンジを重ね、2週間前に4回転を成功。「4、5年前に跳んでいた4回転よりもうまくなっている」。感覚が研ぎ澄まされている。

 11年大会以来6度目の頂点を狙う全日本は、来年3月の世界選手権の選考も兼ねる。「ここまでやってきたことを精いっぱい、お客さんの前で出すことができれば。そして最後に結果もついてくれば」。32歳の円熟スケーターが、好発進を狙う。

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