伊調馨 五輪5連覇宣言「ここからが本当の勝負の時だと思う」

[ 2018年12月22日 22:46 ]

<レスリング全日本選手権 女子57キロ級準決勝>花井に勝利した伊調(左)撮影・西海健太郎)
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 レスリングの全日本選手権第3日が22日、東京・駒沢体育館で行われ、女子57キロ級で五輪4連覇の伊調馨(34=ALSOK)が準決勝で花井瑛絵(19=至学館大)を下し、23日に行われる決勝へ駒を進めた。

 1次リーグ初戦では川井梨紗子(24=ジャパンビバレッジ)との五輪金メダリスト対決に敗れたものの、3試合通じてのこの日のパフォーマンスに自信を深めた様子。協会を通じて出した談話では「自分の中で気持ちも技も体力も戻ってきたと分かった」と手応えを語った。川井梨との決勝での再戦に向けても「自分から展開を作って収穫があるといい。もっとレスリングらしい試合ができたらいい」と意気込んだ。

 10月の復帰後も東京五輪挑戦は明言してこなかったが、ついに「五輪に向けての本当の復帰戦としてこの全日本があった」と“五輪”という言葉も口に出した。「もっと上げていきたい気持ちがある。ここからが本当の勝負の時だと思う」。気持ちは固まった様子で、東京五輪での五輪5連覇挑戦を明言した。

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