宇野 またも2位に「今回こそはという気持ちで挑んだんですけど」

[ 2018年12月8日 16:07 ]

フィギュアスケート・グランプリファイナル第2日 ( 2018年12月7日    カナダ・バンクーバー )

<グランプリファイナル2日目>男子フリー、気持ちのこもった滑りを見せる宇野昌磨(撮影・小海途 良幹)
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 フィギュアスケートのグランプリファイナルは8日(現地時間7日)、男子フリーが行われ、平昌五輪銀メダリストでショートプログラム(SP)2位の宇野昌磨(20=トヨタ自動車)は183・43点、合計275・10点で、逆転ならず2年連続の2位。ファイナル初制覇はならなかった。

 五輪、世界選手権、四大陸選手権を含めた主要大会では準優勝の結果が大半。シルバーコレクター返上へ逆襲を狙ったが、またも世界一には届かなかった。「朝の練習もいつも通りできたので、不安なく迎えられた」と平常心で臨んだフリー。「決していい演技ではなかった。今シーズン試合が終わるたびに同じような感想を述べていると思うんですけど。今回こそはという気持ちで挑んだんですけど、あまりうまくはいかなかった」と振り返った。

 冒頭の4回転サルコーは両足で着氷した上3回転扱いとなり、フリップが回転不足に。また後半の3回転連続ジャンプではバランスを崩して右手をつくなど、完ぺきな演技とはならなかった。「最初のサルコーを失敗してからも気持ちを切らさずにフリップ、トーループと跳べたところだけは良かったと思いますが」と話しつつ、バランスを崩した最後のジャンプについて触れ「できればきれいに降りたかったです」と、悔しさをにじませた。

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