女王ザギトワ2位、紀平の質問回答拒否 存在が重圧に?

[ 2018年12月8日 05:30 ]

フィギュアスケート GPファイナル第1日 ( 2018年12月6日    カナダ・バンクーバー )

演技ノーミスも2位発進のザギトワ(撮影・小海途 良幹)
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 女王ザギトワは、77・93点で2位発進となった。高難度のルッツ―ループの連続3回転を美しく決めるなどノーミスで滑ったが、自身が持つ世界最高記録80・78点には届かず、その記録も紀平に抜かれてしまった。日本の新星についての質問が飛んだが、回答を拒否。全員の得点が分かった上で演技をする最終滑走だったからか、「今日は少し緊張してしまったことが最大の力を出せなかった理由。ナーバスだった」と振り返った。

 シニア初挑戦の昨シーズンにファイナルを制し、その勢いのまま平昌五輪金メダルを獲得。世界を席巻したザギトワ時代は、早くも同じ年の紀平に取って代わられてしまうのか。紀平の存在が女王にかつてない重圧をかけていることは間違いない。

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2018年12月8日のニュース