「本当にいいのか」理事長が再三確認、“処分”は流動的

[ 2018年12月8日 05:30 ]

貴ノ岩 引退届受理

引退会見の冒頭、一礼する貴ノ岩。左は千賀ノ浦親方(撮影・会津 智海)
Photo By スポニチ

 貴ノ岩は7日午後、師匠の千賀ノ浦親方とともに東京・両国国技館を訪れ、八角理事長に引退の意向を伝えた。芝田山広報部長(元横綱・大乃国)によると、理事長は再三にわたって「本当にそれでいいのか」と確認したが意思は固かったという。

 理事長への報告の前には、高野利雄危機管理委員長(元名古屋高検検事長)と鏡山危機管理部長(元関脇・多賀竜)から改めて聞き取り調査を受けた。相撲協会は貴ノ岩の処分を検討するとしていたが、引退が承認されたことで「処分になるかどうかは分からない」(芝田山広報部長)と流動的となった。

続きを表示

2018年12月8日のニュース