宇野は2大会連続2位 GPファイナル逆転Vならず チェンが2連覇

[ 2018年12月8日 15:30 ]

<グランプリファイナル2日目>男子フリー、メダルを手に並ぶ(左から)宇野昌磨、ネーサン・チェン、車俊煥(撮影・小海途 良幹)
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 フィギュアスケートのグランプリファイナルは8日(現地時間7日)、男子フリーが行われ、平昌五輪銀メダリストでショートプログラム(SP)2位の宇野昌磨(20=トヨタ自動車)は183・43点、合計275・10点で、逆転ならず2位。ファイナル初制覇はならなかった。

 優勝はネーサン・チェン(19=米国)で、フリーもトップの189・43点、合計282・41点をマークし、前回大会に続く2連覇を飾った。

 前日のSPの演技後に「とても残念な結果。フリーで頑張るしかない」と話していた宇野。冒頭の4回転サルコーは両足で着氷した上3回転扱いとなり、フリップが回転不足に。また後半の3回転連続ジャンプではバランスを崩して右手をつくなど、完ぺきな演技とはならなかった。

 ファイナルの舞台に加えて五輪、世界選手権、四大陸選手権を含めた主要大会では準優勝の結果が大半。昨年のファイナルでもチェンに0・50点届かず優勝を許していたが、1・32点差と逆転圏内だった今大会も表彰台のトップに立つことができなかった。

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