山下真瑚がロシア杯へ「自分の精いっぱいを」同学年・紀平からも刺激

[ 2018年11月13日 12:06 ]

成田空港で取材に応じた山下
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 フィギュアスケート女子の山下真瑚(中京大中京高)が13日、GPシリーズ第5戦・ロシア杯(16日開幕、モスクワ)に向けて成田空港で取材に応じた。

 シニアのGPデビュー戦だった10月のスケートカナダでは2位に。ロシア杯に向けて、ジャンプやスケーティングだけでなく、動きに迫力を出すため肩甲骨を意識するストレッチも続けてきた。

 五輪女王・ザギトワの胸を借りる一戦には、ファイナル(12月、バンクーバー)進出も懸かる。「カナダの点数(合計203・06点)では他の試合ではかなわないので、もっと点数を上げていかないといけない」とし、「ファイナルを意識しすぎちゃうといけないと思う。自分の精いっぱいを出せたらいい」と話した。

 NHK杯では同学年の紀平梨花(関大KFSC)がフリーでトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を2度決めて、日本初のGPデビューVを飾った。「ジャンプが安心して見ていられる。試合に臨む気持ちが、梨花はすごい」と刺激を受けた。初めてのロシア。「試合で行きたいと思っていた国の1つ。どんなところかな」と笑う15歳は、強い気持ちで舞う。

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2018年11月13日のニュース