豊ノ島 6年ぶり初日から3連勝 2年に及ぶ幕下生活で勝ち越し「リーチ、みたいな…」

[ 2018年11月13日 16:08 ]

大相撲九州場所3日目 ( 2018年11月13日    福岡国際センター )

<九州場所初3日目>寄り切りで志摩ノ海を破る豊ノ島(撮影・中村 達也)
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 東十両13枚目の豊ノ島(35=時津風部屋)が、関取として2012年九州場所以来、6年ぶりの初日からの3連勝を飾った。志摩ノ海に攻め込まれる場面でも、左に開きながらいなして、すっと右を差して左上手。流れのある相撲で体勢を入れ替えて、寄り切った。

 「自分らしい相撲で、いいんじゃないかと思います。思い切ってとれています」

 3日連続で本場所の相撲を取ったのも、左アキレス腱を断裂する前の2016年夏場所以来。

 2年に及ぶ幕下生活のクセが、抜け切っていないのも悩みの種。3つ重ねた白星にも「勝手に(勝ち越し)リーチ、みたいな(気持ちになる)。まだだ、まだだ!」と、自分に言い聞かせるのに必死。続けて「疲れた。まだ12番もある」と言いつつも、足取りは軽かった。

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2018年11月13日のニュース