錦織 “別人”1ゲームしか取れず完敗 フェデラー撃破も続かず…1勝1敗に

[ 2018年11月14日 00:22 ]

男子テニス日東電工ATPファイナル第3日・シングルス1次リーグB組   錦織圭―ケビン・アンダーソン ( 2018年11月13日    ロンドン )

ストレートで敗れた錦織(AP)
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 男子テニスの日東電工ATPファイナル第3日は13日、ロンドンで行われ、シングルスの1次リーグB組で世界ランキング9位の錦織圭(28=日清食品)が、同6位のケビン・アンダーソン(32=南アフリカ)に試合開始から11ゲームを連取され0―6、1―6で完敗し、通算成績1勝1敗となった。フェデラー戦の連敗を6で止めた初戦の勢いを生かせなかった錦織は、2年ぶり3度目の準決勝進出が懸かる15日のドミニク・ティエム(25=オーストリア)戦に臨む。

 錦織は第1セット、ファースト・サーブが決まらず第2ゲームをいきなりブレークされる展開。ようやく第6ゲームにサーブが決まりだしたものの、1ゲームも取れずに落した。

 格上とはいえ、ここまで通算戦績で5勝3敗と勝ち越している相手。直近のパリ・マスターズでもストレート勝ちを収めている。第2セットで流れを変えたいところだが、またも第2ゲームをブレークされると、ストロークでもミスが目立った。対照的にサーブが好調なアンダーソンを止められず、第6ゲームでようやくサービスゲームをものにしたものの、押し切られた。

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