東芝が2勝目 コカ・コーラは開幕4連敗

[ 2018年9月22日 19:11 ]

 ラグビートップリーグは22日、各地で7試合を行い、東京・秩父宮ラグビー場では東芝がコカ・コーラを29―14と破り、今季2勝目(2敗)を挙げた。コカ・コーラは開幕4連敗となった。

 前半8分に先制トライを許した東芝は同12分、FBバンワイクの飛ばしパスからWTB豊島が右中間へ飛び込んで7―7の同点。17分には右ゴール前ラインアウトからモールを押し込み、日本代表プロップ浅原が勝ち越しトライを挙げた。21分にフランカー山本がトライを追加すると、34分にはバンワイクが自陣22メートル内から華麗なステップで抜けだし、左タッチ際を約80メートル独走するトライを決め、前半を24―7で折り返した。

 後半はお互いに攻撃のミスが多く、なかなかスコアが動かなかったが、24分にコカ・コーラが日本代表CTBトゥポウのトライで24―14と10点差に詰め寄った。しかし東芝は35分、WTB豊島のこの日2つめのトライで突き放した。瀬川監督は「結果的に勝ち点5を取れたのは良かったが、大事なところでミスが出て(トライを)取り切れていない」と総括。10月のリーグ後半戦ではヤマハ発動機、クボタ、ホンダと対戦するが、「全てのチームが底上げされている。(敵陣)22メートル内に入ったら必ず得点する、あるいは相手反則やセットプレーから(試合を)始めることをしっかりしていきたい」と話した。

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2018年9月22日のニュース