優勝の白鵬に阿武松審判部長が苦言「あの待ったはいただけない」

[ 2018年9月22日 20:01 ]

大相撲秋場所14日目 ( 2018年9月22日    両国国技館 )

<秋場所14日目>優勝を決め懸賞金を手にする白鵬 (撮影・ 久冨木 修)
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 白鵬が豪栄道を下し前人未踏の幕内1000勝、通算41回目の優勝を果たした。

 それでも結びの一番では最初の立ち合いで先に立ち、2度目は待った。3度目でようやく成立。立ち合いは呼吸を合わせるのが基本だが、11日目の高安戦でも同じように立ち合いで駆け引きをしているように見えた。勝負審判として土俵下で見ていた阿武松審判部長(元関脇・益荒雄)は「あの待ったはちょっといただけない。これだけの優勝を重ねている横綱なんですから(立ち合いを)きちっと合わせることはできたはず」と注文をつけた。

 一方で横綱の相撲内評については「さすがです。ここ一番の集中力はいつもの場所以上にありました。幕内1000勝は通過点ですよね」と話していた。

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