栄氏 損害賠償求め提訴の意向、伊調へのパワハラ“事実と違う”

[ 2018年9月22日 05:30 ]

栄和人氏(右)と伊調馨
Photo By 共同

 伊調馨(ALSOK)らにパワーハラスメントをしたと告発され、日本レスリング協会の強化本部長を辞任した栄和人氏が事実と違う告発をされたとして、告発に関わったとされる男性に損害賠償を求め提訴する意向を示していることが21日、栄氏への取材で分かった。

 告発を巡っては1月、レスリング関係者が内閣府の公益認定等委員会に提出。栄氏が、伊調が練習場所としていた警視庁の施設に出入りできないよう圧力をかけたなどとしている。栄氏は取材に「伊調選手に施設への出入りを禁じたことや、人事異動を命じたことは一切ない」と話した。弁護士で構成する協会の第三者機関は4月、栄氏の行為の一部をパワハラと認定した。

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2018年9月22日のニュース