出水田大二郎 持ち味の飛距離を生かし69で19位から一気に首位浮上

[ 2018年8月24日 20:42 ]

男子ゴルフ=RIZAP・KBCオーガスタ2日目 ( 2018年8月24日    福岡・芥屋GC )

第2日、通算6アンダーで首位に立った出水田大二郎
Photo By 共同

 大器・出水田大二郎(25=TOSS)が強い風が吹く中、69と伸ばし通算6アンダーで前日の19位から一気に単独首位に立った。

 「前半はバタバタしたんですが、風にうまく対応できたホールがあってアンダーパーでターンできました。後半はパー5がフォロー(の風)だったので思い切り打ったらうまくいきました」。持ち味の飛距離を生かし、13番パー5では残り186ヤードの第2打を8Iでピン下7メートルにつけイーグル奪取。最終18番パー5でも8Iでピン手前6メートルに乗せ2オンに成功。惜しくもイーグルパットは決めきれなかったが、バーディーで締めくくった。

 「このコースは好きなイメージがあります。(グリーンの)高麗芝も嫌じゃないですし、状態もいいのでしっかり打てます」

 初シードで迎えた今季は、春先のトーナメントで上位に食い込めず波に乗れなかった。その後調子を落とし不調に。しかしツアーの中断期間中に先輩プロの櫻井省吾からアドバイスを受け、宮崎や地元の鹿児島で練習を重ね調子を取り戻した。

 「ダウンスイングで鋭角に球を捉えている感じだったのを大きく(緩やかな角度で)振るようにしたら球が安定しきました」

 昨年のこの大会は2日目に2位に浮上したが、3日目そして最終日と順位を落とし15位に終わった。「そういう経験があるので(今年は)少しは落ち着いてやれそうです」と意気込みを語っていた。

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2018年8月24日のニュース