新関善美氏、脊髄腫瘍で死去 63歳 日本プロゴルフ協会理事

[ 2018年8月24日 05:30 ]

新関善美氏
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 日本プロゴルフ協会理事の新関善美(にいぜき・よしみ)氏が、22日午後3時2分、脊髄腫瘍のため山形市の病院で死去した。63歳だった。通夜は24日午後6時30分、葬儀・告別式は26日午後2時から、いずれも山形県山形市鉄砲町2の21の25、セレモニーホール山形で行われる。喪主は妻由美子(ゆみこ)さん。

 山形市生まれの新関氏は、小学校から東京に転居し独協高時代は野球部のエース。慶大進学を目指し浪人していた時に、父の友人だった1956年メルボルン五輪レスリング金メダリストの笹原正三氏にプロゴルファー転向を勧められ、矢板CCで腕を磨いて78年プロ入り。「山形で超一流を目指す」と故郷を拠点に活動し、プロ11年目の88年ミズノオープンで初優勝した。89年日経カップなど通算6勝を挙げた。16年からは日本プロゴルフ協会理事に就任。今年3月の会長選挙に倉本昌弘現会長の対立軸として立候補したが、敗れていた。

 ▼細川たかし 突然の訃報でびっくりしておりますが、まずは謹んでお悔やみ申し上げます。新関プロとは30年ぐらい前にスポニチさんの対談ゴルフで一緒にラウンドしたことが思い出深いですね。天国でも明るく楽しくラウンドしてください。(90年3月に本紙連載のゴルフレッスンでラウンド)

 ▼日本プロゴルフ協会倉本昌弘会長 新関さんは僕より1歳上。PGAの理事になられて、東北地区の立ち上げに尽力された。活躍される姿をもっと見ていたかった。残念でなりません。(亡くなるのが)早いなという気持ちです。

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