日大・内田前監督、井上コーチともに宮川選手には「戻ってきてもらいたい」

[ 2018年5月23日 21:36 ]

<日大アメフット部会見>会見で深々と頭を下げる井上コーチ(左)と内田前監督(撮影・沢田 明徳)
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 6日に行われた学生アメリカンフットボールの試合で日大の選手が無防備な関西学院大選手に後方から悪質なタックルをして負傷させた問題で、日大は23日、東京都内で内田正人前監督(62)、井上奨(つとむ)コーチ(30)が緊急会見を行った。

 内田前監督と井上コーチは謝罪したが、QBをつぶせという指示については改めて否定した。前日22日に加害者側の日大DL宮川泰介選手(20)が開いた記者会見で反則は監督、コーチからの指示だったと主張していた。

 また、宮川選手は前日の会見で競技をやめると言っていたことについて聞かれた内田前監督は「戻ってきてもらいたいのが率直な思いです。私とやるのが嫌だとしたら私はいませんし。もっとアメリカンフットボール界で活躍できる選手だと思います。それが率直な意見です。もっと成長させたい」と語った。

 井上コーチも「彼にはアメリカンフットボールを続けてほしいです」と2人とも宮川選手の現役続行を望んだ。

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