白鵬 右目が正代の肩に激突し「最初見えなくて温かいもの流れてきて目が破裂したかと」

[ 2018年5月23日 18:49 ]

大相撲夏場所11日目 ( 2018年5月23日    両国国技館 )

<夏場所11日目>正代を寄り切りで破る白鵬(右)(撮影・ 久冨木 修)
Photo By スポニチ

 1敗の白鵬(宮城野部屋)が立ち合いで目を痛めながらも正代に快勝した。踏み込んだところで相手の肩と右目が激突。それでも左上手で右を差し、そのまま一気に寄り切った。

 勝負を決めた横綱は、手で右目を覆うとしばらく土俵中央で立ち止ったまま。支度部屋でも痛がるしぐさを見せ「角度が悪かったから肩が目ん玉が当たった。最初見えなくて、温かいもの流れてきたから破裂したかと思った」と説明した。時間とともに視力も回復すると「しばらくしたらまた見えたから、良かった」と安どした。

 12日目は全勝の栃ノ心戦。過去25戦全勝の関脇だが、大関獲りの今場所、パワー全開で主役を演じている。警戒するポイントを問われると「全て」と即答し、その姿に「力強い」とうなった。それでも、自身の動きにも手応えを感じているようで、「この3日間の流れがいい、あしたもやれれば」と気合を入れ直した。

続きを表示

この記事のフォト

2018年5月23日のニュース