76ersが快勝 ヒートを後半で圧倒 通算17連勝

[ 2018年4月15日 13:36 ]

17得点を稼いだ76ersの新人シモンズ(AP)
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 NBAのレギュラーシーズンを16連勝で締めくくっていた東地区全体3位の76ersは、地元フィラデルフィアで6位のヒートを130―103(前半56―60)で退け、プレーオフ初戦で快勝。先発のJ・J・レディック(33)が28得点、ベンチから出たマルコ・ベリネリ(32)が25得点、アーサン・イリヤソーバ(30)が17得点と14リバウンドを稼ぎ、30代のベテラン3人で3点シュートを17本中11本を成功させてレギュラーシーズンから続く連勝記録を「17」に更新した。

 新人王が確実となっているベン・シモンズ(21)も17得点、9リバウンド、14アシストをマーク。球宴出場のセンター、ジョエル・エンビード(24)を眼窩底骨折で欠いたあとも8連勝を飾るなど、若手とベテランが一体となってプレーオフでも見事なチームワークを見せた。

 ヒートはベンチから出たフォワード兼センター、ケリー・オリニク(26)が4本の3点シュートなどでチーム最多の26得点を稼いだが、第3Qで18―34とリズムを崩して敗北。76ersのエンビードは第2戦から戦列に復帰する可能性があり、敵地での第2戦(16日)では戦術面の再考を迫られそうだ。

 <チーム記録>

 ▼FG成功率=76ers(47・4%)、ヒート(44・9%)

 ▼3点シュート成功率=76ers(64・3%)、ヒート(46・2%)

 ▼FT成功率=76ers(75・9%)、ヒート(67・7%)

 ▼リバウンド=76ers(50)、ヒート(42)

 ▼アシスト=76ers(34)、ヒート(25)

 ▼ターンオーバー=76ers(11)、ヒート(18)

 ▼速攻ポイント=76ers(4)、ヒート(14)

 ▼ペイント内ポイント=76ers(46)、ヒート(36)

 <個人記録>

 ▼チーム最多得点=レディック(76ers=28)、オリニク(ヒート=26)

 ▼チーム最多リバウンド=イリヤソーバ(76ers=14)、オリニク&ウィンズロー(ヒート=7)

 ▼チーム最多アシスト=シモンズ(76ers=14)、ウィンズロー(ヒート=5)

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