東地区第1シードのラプターズはウィザーズに辛勝 苦手の初戦を突破

[ 2018年4月15日 11:56 ]

23得点を挙げたラプターズのイバカ(AP)
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 NBAのレギュラーシーズンでチーム史上最多の59勝(23敗)を挙げ、初めて東地区の第1シードとなったラプターズは14日、地元トロントで地区8位のウィザーズを114―106(前半55―59)で振り切って先勝。プレーオフでの初戦の連敗を10でくい止め、2001年5月9日の地区準決勝(対76ers=〇96―93)以来、17年ぶりにシリーズで白星スタートを切った。

 フォワードのサージ・イバカ(28)がいずれもチーム最多となる23得点と12リバウンドをマークすれば、ベンチから出たガードのデロン・ライト(25)も第4Qの11得点を含めて18得点をマーク。デマー・デローザン(28)は17得点、6アシスト、カイル・ラウリー(32)は11得点、9アシストを稼ぐなど、球宴出場の主力ガード・コンビも苦戦する中で地力を発揮して、粘るウィザーズに競り勝った。

 ウィザーズは復帰5戦目となったガードのジョン・・ウォール(27)が23得点と15リバウンド、4スティール、2ブロックショットと活躍。しかしラプターズに16本の3点シュートを決められるなど、チーム・ディフェンスで課題を残した。

 このカードの第2戦は17日(日本時間18日)に行われる。

<チーム記録>

 ▼FG成功率=ラプターズ(53・2%)、ウィザーズ(47・7%)

 ▼3点シュート成功率=ラプターズ(53・3%)、ウィザーズ(38・1%)

 ▼FT成功率=ラプターズ(80・0%)、ウィザーズ(88・9%)

 ▼リバウンド=ラプターズ(38)、ウィザーズ(35)

 ▼アシスト=ラプターズ(26)、ウィザーズ(29)

 ▼ターンオーバー=ラプターズ(17)、ウィザーズ(14)

 ▼速攻ポイント=ラプターズ(16)、ウィザーズ(10)

 ▼ペイント内ポイント=ラプターズ(48)、ウィザーズ(50)

 <個人記録>

 ▼チーム最多得点=イバカ(ラプターズ=23)、ウォール(ウィザーズ=23)

 ▼チーム最多リバウンド=イバカ(ラプターズ=12)、モリス(ウィザーズ=11)

 ▼チーム最多アシスト=ラウリー(ラプターズ=9)、ウォール(ウィザーズ=15)

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