奈紗、米ツアー初V見えた!攻めのゴルフで3位浮上

[ 2018年4月15日 05:30 ]

米女子ゴルフツアー ロッテ選手権第3日 ( 2018年4月13日    米ハワイ州カポレイ コオリナGC=6397ヤード、パー72 )

第3ラウンド、スコアを伸ばし、通算7アンダーで3位に浮上した畑岡
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 10位から出た畑岡奈紗(19=森ビル)が5バーディー、1ボギーの68と伸ばし、通算7アンダーの209で首位と2打差の3位に浮上した。上位がスコアを伸ばせない中で攻めのゴルフを披露し、米ツアー初優勝を視界に捉えた。上原彩子(34=モスバーガー)は通算4オーバーの58位。2日目首位のブルック・ヘンダーソン(20=カナダ)が通算9アンダーでトップを守った。

 持ち味を生かし、19歳の有望株が優勝争いに加わった。7打差の10位から「どんどん攻めていった」と畑岡。思い切りのいいショットを軸に5バーディー(1ボギー)を奪い、伸び悩んだ上位陣に割って入った。

 1、2番の連続バーディーで流れに乗り、前日までと変わった風向きをうまく利用し後半は13、14番のパー5で続けざまに2オン。イーグルは逃したが連続バーディーでスコアを伸ばした。母の博美さんが同行する今週は「好物のトマトスープを毎日食べている」と笑顔で明かす。「やることは同じ。自分のプレーをしたい」。敬愛する宮里藍さんが12年に勝利を飾った大会で、米ツアー初優勝の好機をつかんだ。

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2018年4月15日のニュース